愛知県立半田農業高等学校「三つの方針」
半田農業高等学校は、知多地区唯一の単独農業高校として、創立120年を越える伝統ある高等学校です。これまで、農業や食品製造、環境などの関連分野においては、地域のリーダーとなる人材を輩出し、地域産業に貢献しています。これからも、伝統を大切にするとともに先端技術を学び、地域の活性化に尽くす高校でありたいと考えます。
1 目指す生徒像(育成を目指す資質・能力に関する方針)
- 強固な心身と進取的な気構えを持つ人
- 勤労を尊び、生命を愛育する喜びを味わい、明朗な性格と協調の精神を持つ人
- 豊かな情操と健全な判断力をもつ人
- 知・徳・体の調和のとれた明るくたくましい実践力を備えた職業人
2 本校における学び(教育課程の編成及び実施に関する方針)
- 栽培・飼育管理において、自ら考え、主体的に課題解決に取り組む学びの実現
- 実習を通して勤労感や協働の意識を育て、他者をいたわる教育の重視
- 農業の学習を通して自然環境問題等を考え、持続可能な社会の在り方やグローバルな視点の育成
- ICTを活用した個別最適な学びの実現や、IoTを利用した先端的な農業技術や環境保全技術の習得
- 地域、大学、企業と連携したキャリア教育の充実
- 生き物を育てることを通して、命を大切にし、相手を思いやる道徳教育の充実
- 生徒の人間力を高める学校行事、部活動等の実践
3 入学を期待する生徒像(入学者の受入れに関する方針)
- 農業や自然環境への関心が高く、実践的な学びにより探究心を深め、自らを向上させる意志がある人
- 農業、食料、環境のスペシャリストとして、将来、社会に貢献し、農業関連産業等に従事する意志がある人。また、進学等により専門知識をさらに深め、実践しようとする人
- 地域を理解し、持続可能な社会システムの構築に関心のある人
- 専門分野の実験・実習に意欲的に取り組み、問題を発見し、解決しようとする人
- 部活動や学校行事、資格取得に積極的に取り組む意欲がある人
- 明るく、素直で友人と協力して物事に取り組める人